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Sine Locō et Annō: 12月 2012
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 読み終わりました!! 今回ちょっとたてこんでいて、本を直接買いには行かず密林さんで注文したら今日届きました。遅いです。 それはそうと、とうとう最終巻!!いや、外伝があるから「最終巻」とは呼べないのかも。 とにかく、錆丸の流離の旅は、幕を閉じました。錆丸というキャラクターは、元気一杯でいつどこへ飛び出していくか分からない気がして、これも何だか「一応」という言葉を付けたくはなるのですが。 砂鉄とユースタスの最期の日々を正直に暮らす感じの一件もまた、そうきたかという感じです。あと「たぶん」の台詞も気になります。ユースタスに何をさせたんだ砂鉄。気になると言えば隣の個室って、音漏れませんか音。そこは金星マジックですか。 級友に子どもができてたのをfbで発見したような気持ちです。そんな歳になったんだなあ、という感慨も含む。 衝撃だったのがアルベルト殿下。殿下…! 全ての謎が、ものすごくはっきりとした形で解けた、という終わりではないけれど、これく...
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Sine Locō et Annō: 8月 2011
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 以前、アップしようとした写真たちを、また。 陸も見えました。多分、カナダだと思います。 そして、友と行った「トップ・オブ・ザ・ロック」というビルから撮ったエンパイア・ステート・ビル。友が、一週間でNYの名所を周り切る!とはりきっていたので、いつもは行かない、いわゆる「観光スポット」ばかりを巡る日々でした。 金星特急10話、まだ読めてません。読めるかどうかもよくわからない…orz. 下に、NYの写真を色々上げていた(はずだった)記事は、写真が何故か消えてしまったので一旦しまいます。 さて、最近読んだ本…が、無いんですよ実は。 今度アイスランド行くので、エッダだけじゃなくて、サガの本格的なやつ(の現代語訳)を読んでみようと思って一冊簡単そうなのを買ったら、それが700ページ超だったんですよ…。 Song For A Dark Queen (Red Fox Older Fiction). The Sea Road: A Novel.
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Sine Locō et Annō: 1月 2012
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 発売日当日に購入・発送してもらって、3日後に届くから郵便ってすごいですね。まあ、それなりのお値段でしたが…。 試験が終わって他に課題も何もないこの時期に発売され、届いたことに感謝!おかげで集中して一気に読めました。 当然のごとくネタバレです、ご注意!! まず読んで素敵だと思ったのが、「アル・マ・タルシュ」という言葉。ヨゴ語で「タルシュの下のしずけさ」という意味。おそらく念頭に置かれているのはいうまでもなくPax Romana、「ローマの平和」でしょう。この事実を描くことで、今までチャグムの視点に慣れていた私たち読者に、タルシュ帝国の別な見方が提示されるように思えます。そして、ひいてはラウル王子の人となりについても…。 3.別の国を滅ぼしたら臣民権「コムス」を与える. 8251;この間、文化・言語・経済のタルシュ化を進める→固有の文化等の消滅、一国としてのアイデンティティを奪う. 8230;さて、真面目っぽい考察もどきは置いておいて。 12288;15歳のバルサ。...
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Sine Locō et Annō: 1月 2013
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 前回の記事、撤回はしませんが、トップ記事にしておくには薄暗いのでもう1本。 Through the Language Glass: Why the World Looks Different in Other Languages. こちらの本を、今読んでいます。 日本語版はこちら。 12288;…というところまでしか、実は読んでいません。紹介したのは前半戦部分、今ちょうど半分を越した辺りまで読みました。 12288;これらのことから著者がどんな結論を出すのか、まだ見届けられていませんが、とても楽しみです。 本、というかエッセイの話にかこつけて、色々ぶちまけています。誰に読んでもらいたいというわけでもないのですが、自分の記憶と体験を、整理する必要を感じて書きました。(若干うす暗いですのでご注意ください). 同じ17歳のとき、私は何をしていたんだろう、と考えると、まず守り人シリーズに恋をしていたのでしょう。あのときはもう5...私の通っていた学校は、今から思うと本...
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Sine Locō et Annō: 2月 2012
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 最近はまっている作家の一人が、ローズマリー・サトクリフ。 今更?って感じもありますが、今更になってようやく、彼女の作品の良さがわかるようになりました。 サトクリフの作品は大体どれも極度に地味で、文章もそっけなくて、だから想像力を必要としてくる。しかも、小説ごとに文体が微妙に違ってきて、スタイルに慣れたと思って次の本を手に取るとなんとなく裏切られた気分になります。それに理由があると分かったのが、つい最近で、それを理解してからはぐっと読みやすくなりました。 何か読むのが簡単なものが読みたくなって買った、 The Shield Ring. 邦訳『シールド・リング-ヴァイキングの心の砦-』)を読んでから、がっつりはまりました。 は、サガや、古英語詩を活かした作品なのです。 The Shield Ring. 12302;第九軍団のワシ』で、主人公のアクイラの所持品です。この指輪はアクイラの家系に代々受け継がれ、ローマン}...の1066年頃まで、指輪は受け継がれ...
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Sine Locō et Annō: 4月 2012
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 漫画『ヴィンランド・サガ』の感想というかなんというか。漫画の内容については11巻時点までのネタバレですが、登場人物にまつわる史実についても盛大にネタバレしていますのでご注意ください。 例えば「序章」部分で故郷のウェールズと未来の王を守るためにドラマチックな死を遂げるアシェラッドですが、実は、この後イングランドとスコットランドの大半を手に入れることになるクヌートが生涯支配することが無いのが、ウェールズなのです。ちなみにアシェラッドが子孫を自認するアーサー王ですが、現在はアングロ・サクソン侵攻の際に最後に各部族をまとめ対抗し、一時的にではあれ彼らを撃退することに成功した軍人であると言われています。作者はこの話を踏まえて、アシェラッドの動機、クヌートの行動に編み込んでいます。 クヌートが信仰心に満ちた、というか教会を支援する権力者であったのもまた事実です。ウィンチェスターのハイド修道院に奉納されたLiber Vitaeという写本には、クヌ...11巻時点の事件が全て曲がりなりにも...
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Sine Locō et Annō: 11月 2011
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 炎路の旅人&バルサ短編、発売決定!!!! 12288;本っ当に嬉しいニュースです。守り人シリーズが完結し、「流れ行く者」という外伝も出てしまった今、「炎路」はもう、読者に公開されることなく終わるのかな…と、思っていました。先日「上橋先生新刊」の報が流れて来た時も、特に根拠も無く新しいシリーズだと思いこんでいました。 12288;あのヒュウゴの話が読めるなんて、本当に夢のようです。発売は1月。私が読めるのは多分、もう少し後でしょうけれど、楽しみに待ちたいと思います。 8251;ソースはこちらの 「守り人の枝穴」. 12288;最近、忙しくて本を読む暇が…というか、趣味の本と勉強の本がごったになっていて、今一敢えて感想を書こうという気になる本がありませんでした。が、とうとう面白い本に出会えたので。 12288;と、語り出すと切りがないので自粛します。本当、ここまではまった作品は久しぶrはいストップ。 そして、本の方。こちらです。 I B Tauris and Company.
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Sine Locō et Annō: 10月 2012
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 前回の投稿から、ものすごく時間が空いてしまいました。したいこと、せねばならないことが沢山あって、中々ここまでたどり着けません。 読み終わりました。哀しいお話なのですが、しんみり、というよりは、救済を求める叫びのようで、心がかき乱される、というのはこういうことかな、と考えてしまいました。別に、どうにかしてくれ、助けてくれ、ということではないのです。出口を求めてさまよい続けるけれど、ふと、出口が無いことに気付いて、そのときに口から出る音、とでも言えばよいのでしょうか。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの本も、もう一冊読みました。今度は日本語で。 その他には、「右利きのヘビ仮説」やら、「うなドン」やら、「ニッポン《南の島》大図鑑」やら、本当に雑多に読んでいました。 WaYa Travel テンプレート. テンプレート画像 by Nikada.
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Sine Locō et Annō: 7月 2011
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Sine Locō et Annō. 好きな本や映画etcの感想を載せていくブログ。和書と英書。記事ごとにテンションが変わります。 ここ数週間、物理的に忙しいのと精神的に余裕がないのとで、ブログを留守にしていました。 さて、以前書いた通り、9月から英国マンチェスター大学へ1年間、留学に行きます。中世イギリス文学を学んできます。古英語や中英語の知識も増やして、できれば読めるくらいになって帰ってきたいです。 と、言いたいところだったんですが、先日大学からメールがあり、「中世文学・社会系の授業、ことごとく中止になったからね、授業選び直してね!」と言われました。 そのため、やけになって、史学と考古学をつまみ食いすることを決めました。うん、背景知識ってやつですよね、背景知識! 12300;ヨーロッパの形成400年-1500年」、「ローマ支配下のブリテン島」などをとります。正直知識も語彙も無い分野ですがなんとかついていけたらいいと思います。 日本→米国→氷国→英国(10ヵ月位). ということになりますね。(我ながら酷いスケジュール). World without end"は聖書からの引用で、"Unto...