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言問ねこ塾長日記

http://blog.kotogaku.co.jp/index-2.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). かねて本ホームページほかのいくつかの場所で述べて来たことだが、 国語が苦手、またはきらい という子どもが多く、また 子ども に限らず、文章力、表現力が低下していることを、ゆゆしき問題ととらえている。 音読によってまずは正確に読み、そして文意を読みとり、さらに言葉そのものの持つひびき 音韻 をとらえることで、体感的にも言葉、文章の示すところを理解できたときに、もっとも有効に 心 が動く。 さらに文章を書くことで、思考を整理し、 自分 を表現できるようになって、総合的な 国語力 が養われる。 中学受験学年以外の小学生の国語では、 音読と読解 表現の講座 として、これを体系化した授業を展開している。 Posted by hyojo at 13:57 Comment(0). 戦後が７２年目に入り 去る８月１５日に満７１年が経過 、大きな 変化 が必要な時代となっている。 音 についてはもちろんであるが、特に 言葉 についてそうであることが、私が藤山一郎先生の教え子であると自負することのできる、最大の要素である。

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Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). そのかわり、ＰＣの前に座りづめで、 音読と読解 の新教材を書き下ろし 水の江の浦の島子 、また 音読と読解 の教材を含む新企画を進めるなど、デスクワーク、書く方の労働に終始する。 国語に強い言問学舎 として、おかげさまで十数年にわたりたくさんの塾生と保護者の方々の支持をいただいて来ているけれど、今まではほぼ 塾に通って勉強する生徒 にしか、言問学舎の国語指導を提供できていないところに、忸怩たる思いがある。 デジタル教材がもてはやされつつある現代だが、 デジタル だけでは伝えきれないところに 国語 の妙があり、それをより広く、多くの子どもたちのために生かして行くことが言問学舎の社是の一つであることに、思いを新たにした機会でもあった。 試みの一つとして昨年の６月からスタートした 詩の朗読 も、さらに強化しなければならない もっとも風邪が治らないことには、次の録画もままならないが。 Posted by hyojo at 18:49 Comment(0). Posted by hyojo at 01:33 Comment(0).

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国語教育のあれこれ: 論文・論述等

http://blog3.kotogaku.co.jp/category/952839-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). また、近代 古典の文学作品の解題等も、必要のあるものは本ページにまとめをする計画で、 国語力を伸ばすには のページなどで、予告をさせていただいた経緯もあります。 しかしながら、昨年 ２０１３年 ７月より、新規に国語専用サイト 国語力.com の運営を開始しましたため、後者については、 国語力.com にその機能を集約し、鋭意記事の掲載をすすめている次第です。 現在、 国語力.com には、以下の内容を掲載中ですので、ご紹介させていただきます。 髙村光太郎 レモン哀歌 を、行間に注目して読む ３回完結. 夏目漱石 こころ 完結 中島敦 山月記 ダイジェスト版完結、続稿予定あり. 芥川龍之介 羅生門 連載中 森鷗外 舞姫 現在連載中. 和歌 短歌 藤原敏行 秋来ぬと目にはさやかに. 古典の常識 大鏡 三船の才 、摂関家のライバル関係. Http:/ www.kokugoryoku.com/. 作品別の解題の集積は、 国語力.com を主体としますが、言問学舎の国語教育の手法等を含め、本ページも役割を終えるものではありません。

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201506-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). ５月３０日 土 、仙台と石巻を結ぶＪＲ仙石線の高城町 たかぎまち 陸前小野間が、津波で被災した東名 とうな 駅、野蒜 のびる 駅とその前後の４ｋｍほどの線路とを内陸側に移設した上で運転再開を果たし、東日本大震災以来４年２ヶ月ぶりに、全線開通した。 ２０１２年 平成２４年 １０月から仙石線の仙台 野蒜間を皮切りに往時の沿線のすがたを描いた小説 たまきはる海の命を 鉄路よ永遠なれ シリーズは、本年４月５日に第６作 志津川の海 を発表して完結したが、ほぼ時を同じくして、石巻線が女川までの全線開通を果たし、そして仙石線が今回の高城町 陸前小野間の再開による全線開通に加え、東北本線から仙石線へ乗り入れる仙台東北ラインの新設という形をあわせて、仙台 石巻間の鉄道の運行が再開されたことは、まことに感無量である。 小説 たまきはる海の命を 鉄路よ永遠なれ シリーズは、 Ｗｅｂ頌 にてお読みいただけます。 Http:/ web-aude.la.coocan.jp/. Posted by hyojo at 18:36 Comment(0).

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201412-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). 今日は、 初読 と 再読 の違いについて、考えてみたい。 やはり対象となる作品は、 一番多く、深く読んでいることから 漱石の こころ とさせていただく。 そして二度めに読んだのが、高校２年、満１６歳の頃だろう こちらが今、教科書で Ｋ のくだりを読む高校生諸君と一致する。 はじめて読んだとき、中学生だった私は、 上 先生と私 において描かれる 先生 の不思議な魅力と暗さに、強い親しみを覚えたように記憶している。 ところで、この、実際の記憶などほとんど薄れ果てていると言ってもいい 一度目 と 二度目 においてさえ、 初読 と 再読 の違いには、大きなものがある。 二度目に読んだときには、最初のときと違い、すでに私は、 こころ における三人の主要な登場人物 先生、Ｋ、妻 さい の悲劇的な結末を、知っていたのである。 知っていてそのように予期して読むことと、知らずに読むことの違いは、例を挙げれば、 下 先生と遺書 の 五十五 にみられる 記憶して下さい。 Posted by hyojo at 23:59 Comment(0).

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201507-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). 当サイト ひろく一般のみなさまへ でもお知らせした通り、６月２日から７月１６日にかけて、ＹｏｕＴｕｂｅで 詩の朗読 を公開した。 高村光太郎の 智恵子抄 の作品群から１５篇、かつて私が大いに心を導かれ、言葉の力の恵みを受け、また一方で光太郎と智恵子の愛と生涯を如実に受けとめることのできた作品を、さらに朗読によって 音韻 ことばのひびき を最大限にお伝えしうる観点から選びぬいて、読ませていただいたものである。 光太郎作品、とりわけ今回朗読させていただいた作品のうちでも レモン哀歌 、 樹下の二人 、 人類の泉 、 梅酒 、 あどけない話 などは、往時、完璧に暗誦していた作品である。 レモン哀歌 については当サイト他でかなり突っ込んだ鑑賞の手引きのようなものも書き、私としては一応、 読むための解釈 は確立していた作品なのである。 ここをこうすれば、あそこをああしたら、という、 読み方 、そして 受け取り方 の違いが、無限にあることを認識させられたのである。 ご参考として 再掲 高村光太郎 人類の泉.

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201503-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). しかし、最寄りの地下鉄の駅で地震に遭遇して、来るのを断念したのであったが、携帯電話もメールも通じず、やっと５時過ぎになって、家への回線電話 固定電話 で連絡がとれ、無事を喜んだことを思い出す その時点で、東北の被害があれほど深甚なものだとはまだわかっておらず、東京でもわれわれの経験したことのない大きな揺れで、回線電話もつながりにくくなっていた。 この３月２１日に、終点女川 おながわ の一つ手前の浦宿 うらしゅく まで２年前に再開通していたＪＲ石巻線が、女川までの全線再開にこぎつけるという 女川駅は、高台に移転の上でのことである。 Posted by hyojo at 23:56 Comment(0). 本サイト ひろく一般のみなさまへ などの各記事でかねてお知らせしてきた通り、本日３月１０日は、東京都立高校の第二次募集 分割後期募集の入学試験が行なわれている。 Posted by hyojo at 10:44 Comment(0).

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201502-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). Vol231 トワイライトエクスプレス と、 時の流れ を思う. 大阪から東海道本線、湖西線、北陸本線、信越本線、羽越本線、奥羽本線、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、そして千歳線を経て札幌までの現役最長距離を結んでいた寝台特急 トワイライトエクスプレス が、いよいよ今年３月１２日で運転を終えるため、その最終日の指定券が発売直後に売り切れたとか、当日の 葬式鉄 の騒ぎが心配だ、というようなニュースが、ここ数日目立っていた。 会社員時代、組合の出張で北海道へ行った帰り、当時東北本線が夏の豪雨か台風の被害で長期間不通になっていたため、その頃は往復各３本 ５号、６号まで が走っていた 北斗星 が、１本だけ常磐線経由で運転されていたのだと思う。 しかし３本が１本に減っている北斗星は ソロ さえ取れず、無理を承知で じゃあトワイライトは と、たずねてみたのである。 ちなみにこの時は、北斗星×、トワイライト×、のあと、 じゃあ小樽から新潟までのフェリーは空いていますか と、即座に聞いたのである。 Http:/ web-aude.la...

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201504-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). 中でも教科書は、その売価の割に 小 中学校は義務教育だから生徒には無償で配布されるが、別途購入する際、また公の経費としても、もちろん 定価 があり、きわめて安い 、写真 図版が豊富なカラー印刷で、上質の紙を使っているので、格別の 匂い がするのだ。 その源である 教育 を下支えする立場として、思いをあらたにさせてくれる、 真新しい教科書 の香りであった。 Posted by hyojo at 23:58 Comment(0).

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http://blog.kotogaku.co.jp/archives/201505-1.html

Tel:03-5805-7817 受付時間 12:00 21:30(平日). 百まで と思えば、私などまだまだやっと半分を越えたばかりだから、 覚えている という意味では、偉そうなことを言える身ではない。 もちろんそれができないなら、記録すればいいのだが 当然実行している 、なまじ記憶力がよかったという意識があるせいか、生徒の顔を見るとつい おいおい、今度のテストの文章はなんだっけ と、先に声をかけてしまい、お互いに顔を見合わせる、ということが増えて来たのだ。 ところで先日、当ＨＰの ひろく一般のみなさまへ でもご報告している 桜草短歌会 の第１回歌会兼吟行会を、田端から千駄木にかけて歩きながら実施してきたが、その際、 田端駅から、千駄木の高村光太郎旧居 アトリエ 跡へ歩く ことの根拠だったのは、高村光太郎と同時代の詩人 小説家である室生犀星が、ある思いの下にその道を毎日歩いたという記述に拠ったものだ。 その犀星の詩を、高校生の頃に愛読し、愛唱していた私は、何年かに一度のことであるけれど、その日もすらすらとそらんじることができたのである 犀川 、 小景異情 その一 の２篇。 また、戦中日本のＮＨＫでは、...