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der Reisende~ある旅人の記録~: 12/03/01 - 12/04/01
http://hungry-derreisende.blogspot.com/2012_03_01_archive.html
Der Reisende~ある旅人の記録~. 以前の告知の通り、5月に学会で発表するわけですが、そのプログラムが発表されましたので、ここでも書かせていただきます。 5/20(日)、会場:明治大学. D 近世史部会I、第4発表(予定:11:45 12:30). 12300;16世紀後半ライプツィヒにおける治安維持ツール―「通告義務(Meldepflicht)」に注目して―」. あと2ヶ月・・・、準備がんばります。 Facebookのリンクを経由して、ライプツィヒ地元紙の興味深い記事を見つけました。抄訳で紹介します。 12300;ドイツ国立図書館は100歳になる―新しい常設展示がライプツィヒで開催」. 12300;3つの偉大なメディア革命」が近代の展示のところで示されている。すなわち、文字の成立、活字の発明、デジタルの時代への飛躍である。そのために、「ドイツ書籍・文書博物館」の広範囲に及ぶコレクションの中から1000もの素晴らしい展示品が選び出された。18...ドイツ国立図書館は2012年は100年になる。それは、すべてのドイツの出版物を集めている。―毎...図書館、書籍、文書は...3.3&...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 13/06/01 - 13/07/01
http://hungry-derreisende.blogspot.com/2013_06_01_archive.html
Der Reisende~ある旅人の記録~. ライプツィヒの旧市庁舎(altes Rathaus)は1556年に市長Melchior Rotterの主導で改築されたルネサンス様式の建物です。現在は都市歴史博物館になっています。(以前の記事を参照ください。). この建物の一周を回るようにして以下の文章が刻印されています。この文章の刻印はヨーロッパ最長のようです。以下にその原文と試訳をつけてみました。コンマがないので後半が難しいです。 主導したはずの市長Rotterが全く触れられていないのに驚きます。恥ずかしながら先日はじめてこの文章の存在に気づきましたが、その時には正面しか読まなかったので、この文章の作成も1556年当時かと思い、ドイツ語表現やスペリングの新しさに疑問を抱きましたが、勘違いでしたね。 こんなところに「ライプツィヒが1番」というものがあるのもオシャレです。 Leipzig 留学 - ライプチッヒ Austausch. Arbeitskreis Policey/Polizei im vormodernen Europa. Policey, Biopolitik und Liberalismus.
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der Reisende~ある旅人の記録~: 1996年第44回阪神大賞典
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 今年の後期からドレスデン工科大学でお世話になる予定の教授たち(ドレスデンにはGerd Schwethoff及びMitarbeiterinのUlrike Ludwig)が昨年出した論文集です。 12539;・・. 12302;決闘 中世から近代にかけての名誉をかけた闘い』. Ulrike Ludwig, Gerd Schwerhoff, Barbara Krug-Richter:「決闘へ手を伸ばす 導入」. Ulrike Ludwig, Gerd Schwerhoff:「決闘への視座 歴史学的な接近」. Michael Meuser:「区別と合同 競争における男らしさの構造について」. Ahmet Toprak, Aladin El-Mafaalani:「男らしさへの問い ドイツにおけるイスラム教徒若者の決闘」. Sixt Wetzler:「ヨーロッパの剣術についての考察」. Monnika Mommertz:「一騎討ちの知識 分野横断的、時代横断的な考察」. V 身分上の文脈における実践:軍隊、手工業者、学生. Gundula Gahlen:&...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 12/12/01 - 13/01/01
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 2012年ももうすぐ終わりです。博士課程進学後初めて1年間を通して日本にいたということで、今年1年の研究を振り返ろうと思います。 世紀後半ライプツィヒにおける都市内平和・治安維持政策の進展―ポリツァイ案件を中心に―」(『比較都市史研究』 31-2. 年)( 2012. ドイツ留学中に書いたゼミ論文(Hausarbeit)をやっと論文にすることができ、ライプツィヒに関する論文をはじめて発表することができました。中世後期のライプツィヒの都市政治制度やその進展と治安維持政策とを関連付けています。この論文は今後の研究の基礎となるものです。 12300;近世都市における治安維持の担い手 ―16. 12301;(『西洋史論叢』第 34. 年)、 47-59. 5月の全国学会発表をもとにした論文です。はじめて未刊行史料を用いた論文です。治安維持に関して(とくに「あやしい者」の発見)に関して権力側だけでなく都市の住民の関与も見られた複合的状況を論じています。 12300;近世都市におけるよそ者( Fremde. 65289;対策について ―. Der Reisendeとは&...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 13/01/01 - 13/02/01
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 堀越宏一、甚野尚志(編著)『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』. 概説書といっても、中世の初期から後期までを通時的かつ地域別にに概観しているのではない点が本書のセールスポイントだと思われます。以下、目次です。 第9章 ラテン・ヨーロッパ世界の辺境と征服・入植活動. 本書の序章で触れられているように、本書が文明の論述を核にしていることはR.バートレット『ヨーロッパの形成―950年-1350年における征服、植民、文化変容』(2003年)での議論を下敷きにしています。いわゆる「中世ヨーロッパ的なもの」が広範囲に一様に発展したのではなく、主に9世紀頃の北フランスで形成されたさまざまな諸要素、制度(例えば農業経営や封建制)などが10世紀後半以降に次第に「ヨーロッパ規模」で拡大したという議論です。とりわけ第II部や...全体を通じて、個別のテーマはそれぞれ新しい動向も反映し興味深いものですが、それ以上に文明の論述として連関し合っていることが通読する中で分かってくると思います。 Münster 2004, S. 79-104. 9312;については、それぞ...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 14/02/01 - 14/03/01
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Der Reisende~ある旅人の記録~. ベガはベガでも・・・やっぱりベガ. 論文を読んでいて、その論文中の挿図にあるライプツィヒの表記が「LEIBSIGK」とおもしろいものでした。 そこで、これまでに自分が読んだり見つけたりした表記を列挙してみようと思います。基本的には15世紀から17世紀のものとなります。 65288;やっぱりスタートは)in urbe libzi(1015年にライプツィヒの名前がはじめて登場した時のもの). 16世紀後半や17世紀になると、多くが"Leipzigk"か"Leipzig"のようです。また、基本的に確認しているのはライプツィヒ自体に関わるものなので"allhier"(当地の、ここの)という語が当てられライプツィヒの地名自体はあまり登場しないケースも多々あります。それにしても冒頭の表記はこれまで出始めてみたパターンなのでびっくりしました。BとPに互換性があるのは知っていましたが、SとZというのは驚きです。 より学術的なものとして 「ザクセンの歴史的地名一覧」. ベガはベガでも・・・やっぱりベガ. Leipzig 留学 - ライプチッヒ Austausch.
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der Reisende~ある旅人の記録~: 14/01/01 - 14/02/01
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 毎週出席しているゼミで発表を聞いている最中にふと、豊臣秀吉による「刀狩り」という語が思い浮かびました。その命令は1588年夏に出されています。 を発表しています。(残念ながらまだ入手していないのですが)ここでの指摘によると、農民の(完全な) 武装解除. 12289;つまり武器使用の制限を目標としていたとのことです。(すなわち、(帯刀した武士に対して)「丸裸の農民」というイメージの修正を試みています。). 奇しくも同じ1588年夏に、我がライプツィヒでも学生や手工業者に対する武器携行禁止(Waffenverbot)が出されていることとつながってきて、興味深く感じました。 その点で、上記の藤木氏の「所持の禁止/武装解除ではなく武器携行や使用の制限/禁止」という指摘は(自分のテーマにとって)極めて有益かと思います。 以前、日本の武士文化に興味を示していた所属の教授に、日本でも武器携行の禁止が命令されていたと教えたらどういう反応をするのか気になります。 12288;ライプツィヒとケムニッツは2013年の人口増加に喜ぶ。その原因は出生数の増加にあるという...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 13/07/01 - 13/08/01
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 秋から所属予定のドレスデン工科大学の教授(Prof. Gerd Schwerhoff)を訪問してきました。ゼミでのバーベキューに招待+教授と面談ということで、ドレスデンに1泊2日の滞在泊りがけでした。 12539;教授の娘さん(小学校入学前)がかわいい+父親としての教授. 65288;泊まった宿の最寄駅、中央駅から10数分の住宅街). 12539;秋学期前まで(8月末)に研究概要を示したレジュメ作成の課題をもらう. 12539;住む場所(文書館のある(=主たる仕事場である)ライプツィヒか大学のあるドレスデンか)の結論出ず. 12539;ポスドク(Mitarbeiter)の2人も相談に乗ってくれる+昼食をごちそうしてくれる. 夕方には、「ドレスデンに住んだ場合」のアパートの第一候補を下見。少し値は張るが、立地や部屋のつくりなどは申し分なし。 これからゼミ等で会うとはいえ、初対面の研究者や院生の中に飛び込んだのは、極めていい経験だったと思います。有意義という一言に尽きます。 Leipzig 留学 - ライプチッヒ Austausch. ウォーターマーク テンプレ...
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der Reisende~ある旅人の記録~: 12/05/01 - 12/06/01
http://hungry-derreisende.blogspot.com/2012_05_01_archive.html
Der Reisende~ある旅人の記録~. ただ、知り合いの先生を通じ、いろいろな先生や先輩研究者の方々と知り合いになれたこと、自分の研究テーマに興味を持っていいただけたことは、学会参加の意義を幾分かは享受できたのではないかと思います。 発表ですが、予想よりも多くの聴講者、豪華な顔ぶれがおり、やりがいがありました。時間の使い方や説明のわかりやすさといった点に大きな課題を感じたのが残念な部分ではありますが、多くの方々の参加、有意義な質問の拝受など、自身にとってはとても意義深い機会となりました。用意したレジュメがなぜか不足するという事態も発生し、びっくりしました。 司会者の先生、帰国後すぐに学会参加を提案してくれた先生、事前の研究会で諸々ご教示いただいた方々などに感謝したいと思います。 学会発表という上半期での大きなイベントを1つ終えたわけですが、6・7・8月とまだまだイベントが重なっており、充実しつつもなかなか神経を使う数か月となりそうです・・・。 Leipzig 留学 - ライプチッヒ Austausch. Policey, Biopolitik und Liberalismus.
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der Reisende~ある旅人の記録~: 時代の流れはIPATか?
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Der Reisende~ある旅人の記録~. 近世ドイツ史を研究する上で、当時(15-17世紀)のドイツ語を読むことが必須です。日本語でいうところの江戸期の古文を読むことになります。日本の古文が苦手な人間がドイツ語の古文を読んでいるとは、また不思議なものです。 オンラインでこうしたニーズに対応し、普段から使っているものを紹介します。(この記事を書いた日には数時間にらめっこでした。). 12300;辞書のネットワーク(Wörterbuchnetz)」. この中にはドイツ語の最重要事典であるGrimmの辞書や古語(中高ドイツ語)を扱うLexer、ドイツ法律用語辞典など、細かなものも含めて25もの辞書が収録されており、相互リンクも可能です。 この量と質は贅沢すぎます。ネットさえあれば、Grimmの数十巻を一つ一つ引っ張り出すこともなく調べられてしまいます。びっくりです。感謝です。 もちろん対応するのは現代のドイツ語ですが、意味や同義語、正書法などが簡単に検索できます。 オンライン辞書ということでは、まだまだあるかもしれませんが、これからも探していこうと思います。
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